【2025年最新版】数学参考書おすすめランキング
目次
数学の参考書、選び方を間違えると危険です。
「数学の成績を上げたいけど、どの参考書を選べばいいか分からない…。」と悩んだことはありませんか?
実は、参考書選びを間違えると「成績が伸びない」どころか「数学が嫌いになる」こともあります。
私は京都大学大学院の数学科を卒業し、これまで多くの生徒を指導してきました。 その経験から言えるのは、成績が伸び悩む生徒の共通点は「参考書選びが間違っていること」 です。
たとえば、こんな失敗をしていませんか?
❌ 「難しい参考書に手を出して挫折する」
→ 『1対1対応の演習』を買ったけど、解説が理解できずに放置…
❌ 「簡単すぎる参考書で満足する」
→ 『白チャート』をやったけど、テストで応用問題が解けない…
❌ 「あれこれ手を出しすぎる」
→ 『Focus Gold』『青チャート』『やさしい理系数学』を並行してやってるけど、結局どれも中途半端…
こうしたミスを防ぎ、最短で成績を伸ばすための「正しい参考書の選び方」を、数学の専門家としての視点から解説します!
この記事では、数学の参考書を 「基礎固め」「共通テスト対策」「難関大対策」 に分けて、本当におすすめできるものだけ をランキング形式で紹介します。
「今使っている参考書、本当に合っていますか?」
この記事を最後まで読めば、自分にピッタリの1冊が分かり、数学の成績を最短で伸ばせるようになります!
数学の参考書の選び方【数学の専門家が解説】
なぜ参考書選びが重要なのか?
数学が得意な人と苦手な人では、適した参考書が異なります。間違った参考書を選ぶと、時間を無駄にするだけでなく、数学嫌いになる可能性も あります。
では、どのような基準で選べばよいのでしょうか?
参考書を選ぶ3つの基準とその理由
難しすぎると挫折し、簡単すぎると成績が伸びないため、自分に適したレベルの参考書を選ぶことが重要です。
参考書を通して「なぜそうなるのか」を根本的に理解できることが不可欠です。解説が丁寧な参考書を選ぶことで、独学であってもスムーズに学習できます。
学んだ知識を定着させるには、適度な演習量が必要です。自身のレベルに合った問題が十分演習できるバランスの良い問題集を選ぶことで、効果的な学習ができます。
- 次に、これらの基準を満たしたおすすめの参考書をランキング形式で紹介します。
目的別おすすめ参考書ランキング
【基礎固め編】数学が苦手・初学者向け
1位 青チャート
おすすめ度ぶっちぎり1位の参考書です。
難関大を目指す人でも、数学が苦手な人でも最初の参考書は青チャートをおすすめします。正直なところ、青チャート1冊と志望大の過去問があれば十分と筆者は考えています。
青チャートは問題の質と量のバランスが非常に優れていますが、人によっては量が多いと感じてしまうかもしれません。
最初の1周目は難易度の高い問題は飛ばして、2週目以降で着手する方針で問題量を調整するのもおすすめです。
2位 入門問題精講
定番の精講シリーズの中で最も易しい参考書です。
精講シリーズは、レベル帯に合わせて問題が厳選されているため問題の質は非常に高いです。
一方で、問題の量がやや少ないことが気になります。1問1問に時間をかけてじっくりと確実に定着を狙うならおすすめです!
3位 基礎問題精講
2位の入門問題精講の1つ上のレベルの参考書です。
入門問題精講同様、問題の質が非常に良くその分やや問題の量が少ないのが特徴です。
青チャートとよく比較される参考書の1つですが、この参考書1つのみで十分な数学力を鍛えるのは少し難しい印象です。青チャートの問題量にどうしても圧倒されてしまう人にはいいかもしれません。
【共通テスト対策編】標準レベルの人向け
1位 共通テスト過去問(赤本)
参考書に入れていいのか悩みましたが、共通テストを対策するのであれば、正直なところ過去問が一番問題の質が高いです。
もちろん、他社オリジナルの問題も悪くはありません。しかし、共通テストの細かいクセや誘導の作りまでは再現できていないことがほとんどです。
ほぼすべての受験生がどこかのタイミングで過去問は解くと思いますが、出題形式に慣れるためだけではなく良質な問題に出会えるという意味でもやはりおすすめです!
2位 短期攻略 大学入学共通テスト 数学 実戦編(駿台文庫)
共通テストの出題形式に慣れたい、特定の分野について共通テスト形式の問題演習がしたいという人におすすめの参考書です。
単元別に難易度が徐々に上がっていくので、自分がどの単元が苦手なのかを特定することもできます。
出題形式に慣れるのであれば、過去問や単元別に分かれていない本番形式の問題集が良いとは思いますが、特定の分野を攻略するときに役立ちます。
3位 共通テスト実践模試(Z会編集部)
本番と同様の形式のオリジナル模試が5回分まとまった参考書です。
こういったオリジナル模試をまとめた問題集は他にも多数ありますが、共通テストの実際の問題よりも易しかったり、誘導が本番とは微妙に異なっています。
1点気を付けてほしいのが、このZ会の参考書は共通テストの実際の問題よりも難しいです。
ただ、この参考書をやり切れば相当な実力と自信が付きますし、本番が難化しても全く問題ないです。そういう意味で選出しました。
とはいえ、直前期にこの参考書を解いて低い正答率をたたき出すと自信喪失につながる可能性もなくはないため、共通テストでしっかりと点数を出したい人にぴったりの参考書です。
【難関大学対策編】応用・発展レベル
1位 1対1対応の演習
青チャートをある程度理解し、二次試験に向けて少し難しめの問題を解きたいという方におすすめの参考書です。
問題の質が非常に高く、青チャートよりも応用力を身につけやすいと思います。
一方で、青チャートに比べて問題を解く方針の立て方や解説が少し不十分なことがあります。
まずは入試の標準的なレベルの問題を解けるようにしたいといった基礎から応用へのステップアップにはぴったりの参考書です。
2位 やさしい理系数学
「やさしい」と言いながらそう易しくはない理系難関大向けの参考書です。
問題の質も量も十分ですが、特に入試で合否を分けるような問題が揃っている参考書なので、この参考書をしっかりとこなせば入試で数学が足を引っ張るようなことにはならないと思います。
理系難関大対策として応用力を身につける1つめの参考書として非常におすすめです!
3位 大学への数学 新数学スタンダード演習
難関大入試の数学でしっかりと高得点を取りたいならこの一冊です。
ある程度難易度の高い問題が揃っているため、とりあえずの気持ちで購入することはおすすめできません。
とはいえ、大学への数学シリーズは総じて高い質の問題が揃っているため、入試で少し難しい問題が出ても対応できる思考力を身につけたい方におすすめです!
数学の勉強法|参考書を効果的に使う3つのポイント
当然ですが、自分に合った参考書が見つかったら終了ではありません。その参考書をしっかりと身につけることが大切です。
闇雲に問題演習を進める人が非常に多いですが、それは本当に効果的と言えるのでしょうか?
筆者は以下に示す通りの勉強法をおすすめします。ぜひ参考にしてください!
いきなり問題の解答・解説を読む人がいるかもしれませんが、思考力を鍛えるためにまずは自分の力で問題に立ち向かってみましょう。
また、難しくて方向性も分からない場合は次のステップに移ってOKです。1問にかける時間を決めて進みましょう。そして、方向性が思い浮かべば良いので、具体的な計算はここでは割愛してもいいと思います。
解説を読み込んで、自分の解答の方向性が概ね合っていたか確認しましょう。方向性が間違えていた場合は、なぜそのようなことが起きたのかをしっかり分析します。そもそも知識が無かったのか、知識はあったがその問題に活用することが出来なかったのか等理由は様々です。
次同じ問題を見かけたときには、正しい方向性に持っていけると自信が持てるまで読み込められれば、次のステップです。
解説を読んで何となく分かった気になってしまうことを防ぐために、例題や類題を解いて前のステップで身につけた解答の方向性を自分自身で扱えるようになっていることを確認しましょう。
問題集や参考書は1周しただけでは、全く定着していません。同じ問題集を何度も繰り返しましょう。特に間違えた問題は必ずもう一度解きなおしてください。
参考までに、筆者は青チャートを7周してしっかりと解き方を定着させました。7周目が済んだ頃には、模試などの応用問題も全く怖くありません。
まとめ
✅自分のレベルに合った参考書を選ぶことが重要!
✅さらに、参考書を活かす効率的な学習法を知るのが大事!
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以上が、数学の参考書選びの完全ガイドです!
自分に合った参考書を見つけ、数学の成績を最短で伸ばしましょう!
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